ふくしとしゃきょう

ふくしとは? ~ふくしのいみを、おぼえよう~

みんながおぼえやすいように「ふくし」をこんなふうに伝(つた)えています。

ふくしとは・・・
「ふ」だんの
「く」らしの
「し」しあわせ とおぼえれば、かんたんです!

ふくしとは、とくべつな人(ひと)のためのことばではなく、わたしたちの、まいにちのくらしでかんじる「しあわせ」のことなのです。 

福祉(ふくし)という漢字(かんじ)も
「福」も「祉」も、どちらも「しあわせ」といういみの字(じ)がつかわれています。

「じぶんのしあわせ」と「みんなのしあわせ」

まいにちのくらしで「しあわせ」になるために、いちばんたいせつなのは
「じぶんをたいせつにすること」です。
なぜなら、あなたは、このまちで、このくにで、いえ、せかいでたったひとりしかいない、たいせつな人だから。
じぶんのからだも、こころも、せかいでいちばんたいせつにしてください。

でも、それだけでは「ふくし」にはなりません。

じぶんをたいせつにできたら、つぎは、みんなをたいせつにしましょう!
「じぶんのしあわせ」と「みんなのしあわせ」
この2つがあわさって「ふくし」なのです。

「みんなのしあわせ」とは・・・

じぶんのかぞくや、おともだち、せんせいなど、じぶんのまわりにいる人(ひと)をたいせつにするだけでなく、じぶんには、かんけいのないことでも、だれかをおもい、やさしいきもちでかんがえることが「おもいやり」です。
ほかの人(ひと)がこまらないように、かんがえながらくらすことが「みんなのしあわせ」につながっていくのです。